- 最近、YouTube動画などで非対応PCでのWindows10→11への簡単アップグレード方法が流行ってます
- 非対応のWindows10をWindows24H2にしたら重大な不具合が発生した(2024/10/13時点の情報)
- Windows11 23H2など古いバージョンなら問題なし
- マイクロソフトからWindows11のisoファイルをダウンロードすると最新版の24H2しかダウンロードできない
- 現在はRufusでもWindows11の古いバージョンをダウンロードできない
- 「UUP dump」で古いバージョンのWindows11をダウンロードする
- Windows10/11→最新のWindows11に簡単にアップグレードする方法
最近、YouTube動画などで非対応PCでのWindows10→11への簡単アップグレード方法が流行ってます
最近、YouTube動画などで「非対応PCでWindows10/11→Windows11 24H2などの最新版への簡単アップグレード方法」が流行ってます
私は(Windows11のタスクバーが大嫌いなどでWindows11嫌いなので)「可能な限りメイン環境はWindows10で引っ張ろうと思ってる派」なのであまりWindows11化には詳しくないのですが、Windows10のサポート期限が来年に迫り、そんな事も言ってられないのでぼちぼち/ちょこちょこWindows11化も考えてる矢先「この方法」は非常に参考になりました
「この方法」自体は是非使っていきたいと思っています(方法自体はここでも説明します)
(※)尚、この方法はWindows11非対応のPCをWindows11にした後でも21H2→22H2、22H2→23H2、23H2→24H2などのメジャーバージョンアップの方法にも使えるので覚えておいて損は無い方法ですね
非対応のWindows10をWindows24H2にしたら重大な不具合が発生した(2024/10/13時点の情報)
(※)下記の2ケースは「私の環境で発生した不具合」であって、他の環境で不具合が発生するか?どうか?は分かりません。ただ「重大な不具合が発生する可能性がある」事に注意してください
(※)下記の2ケースが発生したのは24H2がリリースされて間もない2024年10月13日時点の情報です。今後の細かい修正で24H2でも解決されている可能性があります
今回、VirtualBox上のWindows10環境(セキュアブートなし/TPMなし環境)と第3世代 core i5のThinkPad X230の2つの環境で「この方法」を試したのですが、「アップデートするWindows11が最新版の24H2」だったせいか、2つの環境それぞれで重大な不具合が発生しました
(※)23H2でやり直したら全く問題は発生しませんでした
■VirtualBox上のWindows10で起こった不具合
インストールは普通に完了したがインストール後にWindows Updateで細かい差分アップデートをかけた瞬間にWindows全体が固まって/マウス操作すら受け付けない状態になって完全に使えなくなった。
再起動してもWindows Updateが走る度に同じ状況になるので起動して数分後には固まる状況になった
(※)アップデート前のVirtualBoxのファイル一式をバックアップしていたのでバックアップからWindows10に戻しました
■第3世代core i5のThinkPad X230で起こった不具合
インストールは普通に完了しWindows Updateでの細かい差分アップデートも問題なさそうに見えたのですが、(Windows Update前後のタイミングの関係は不明ですが)「Windowsをシャットダウンしても電源ランプが消えない不具合」(完全にシャットダウンできない不具合)が発生し、これも重大な不具合なのでWindows10に戻しました
(※)こちらはWindowsが操作できる状態だった為、設定/システム/回復/「復元」ボタンからWindows10に戻しました
Windows11 23H2など古いバージョンなら問題なし
「今回のアップデート方法」でWindows11 23H2、22H2、21H2など「古いバージョンのWindows11なら問題が発生しない」事を確認しました
実際に上記で24H2で重大な問題が発生した「VirtualBox上のWindows10環境」、「ThinkPad X230」の2つの環境で23H2なら問題が発生せずにWindows11化できた事を確認しました
問題は「Windows11のisoファイルは最新版しかダウンロードできない」ので23H2や22H2などの「古いバージョンのWindows11のisoファイルをどうやって入手するか?」です
私も21H2のisoファイルしか持ってなかったので、今回「どうしようか?」と焦りました
マイクロソフトからWindows11のisoファイルをダウンロードすると最新版の24H2しかダウンロードできない
(通常は、というか本来は問題ないのですが)マイクロソフトからWindows11のisoファイルをダウンロードすると24H2のisoファイルしかダウンロードできません
現在はRufusでもWindows11の古いバージョンをダウンロードできない
以前はRufusというソフトでWindows10やWindows11の古いバージョン(22H2や23H2)を選択してダウンロードできたらしいのですが、マイクロソフト側が元ファイルを削除したのか現在はRufusを使っても古いバージョンのダウンロードができなくなっているそうです
「UUP dump」で古いバージョンのWindows11をダウンロードする
こちらの記事を参考に「UUP dump」というサイトから23H2や22H2などの「古いバージョンのWindows11のiso」ファイルを入手できます
(※)マイクロソフトが元々配布していたisoファイルとは違う物で、マイクロソフトがWindows Update用として配布しているデータ(UUP)から独自にisoファイルを作成するものみたいです
(※)なので、ファイルをダウンロードした後で「uup_download_windows.cmd」といったバッチファイルを起動してisoファイルを生成する過程が発生し、isoファイルを作成するのに1~2時間くらいかかります(その代わり最新のセキュリティパッチまで当てた状態でisoファイルが作られるので考えようによっては便利です)
(※)「UUP dump」を使ったisoファイルのダウンロード/作り方については下記サイトを参照願います
この方法などでWindows11_23H2.isoなどのisoファイルを入手できた事を前提の説明になります
(※)自己責任ですが、一度普通に24H2にしてみて、駄目だったらWindows10に戻してから改めて23H2にするとかでもいいかもですが、重大な不具合が起きる率がかなり高いので、その場合は「バックアップから復元できる様にしておく」など二重三重に用心した方がいいと思います
(まあ、いずれにしても「自己責任」の世界ですけどね・・・)
(※)VirtualBoxやVMwareなどのVM環境の場合はWindows10の元ファイルを全バックアップしてからがいいと思います
Windows10/11→最新のWindows11に簡単にアップグレードする方法
「最近流行ってるWindows11に簡単にアップグレードする方法」については、(私は)下記の動画を参考にしました
これ以外にも色々な人が同じ様な解説動画/解説blogを出してると思います(なんか流行ってるので)
(※)Windows11→Windows10に戻す方法もこの動画などに載っています
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