パソコンが壊れた時にBitLockerの回復キーが無いと大惨事になります
私が数ヶ月に購入したLenovoのノートPC(ThinkPad)が、ちょっと目を話した隙に再起動していて、Windows Updateの時の様に「電源を切らないでください」系の表示は無いのにくるくる回っていて数十分以上待っても起動しなかった為、電源長押しで強制終了して再立ち上げした所、PCが壊れました
壊れた場合にWindows自体の自動復旧処理が走るのでそれに従って復旧していく訳なのですが、最近のノートPC(メーカー製PC)はCドライブがBitLockerで暗号化されている為か?自動復旧をする前にBitLockerの回復キー(暗号キー)を求められました

たまたまBitLockerの回復キーを保存してあったので事なきを得たのですが、ここでもしBitLockerの回復キーを保存していなかったら「完全に詰み」でした・・・
その場合自分で復旧できないのは勿論、SSDの部品を取り外そうがメーカーに修理依頼しようが「暗号キー(回復キー)が分からない」ので誰にも復旧できなくなる所でした
「BitLockerの回復キー」については、Windowsの初回設定時に「マイクロソフトアカウントでログインする設定」をしておけば「マイクロソフトアカウントから回復キーを取得する事もできる」のですが、(私もそうですが)マイクロソフトアカウントでログインすると色々と不便なので「わざわざローカルアカウントで初期設定している人」も多く、その場合にBitLockerの回復キーの保存もしてないと致命傷になります
なので、Windows10でもWindows11でも「BitLockerの回復キーを作成する」習慣をつけておきましょう
具体的にはCドライブがBitLockerで暗号化されている場合は下記の様にドライブアイコンに鍵マークが付いていますので「鍵マークがついている場合だけ回復キーを保存する必要がある」という事になります

BitLocker回復キーの保存方法(Windows11)
1.「スタート」ボタンを右クリックしてメニューから「設定」を選択し、検索ボックスに「回復キー」と入力すると「回復キーのバックアップ」が表示されるのでそれを選択します

2.「回復キーのバックアップ」を選択します

3.「ファイルに保存する」を選択します
(※)保存先はUSBメモリや外付けドライブなどにしてください

BitLocker回復キーの保存方法(Windows10)
1.「スタート」ボタンを右クリックし、メニューから「設定」を選択して検索窓に「回復キー」と入力し「回復キーのバックアップ」が表示されたらそれを選択します

2.「回復キーのバックアップ」を選択します

3.「ファイルに保存する」を選択します
保存先はUSBメモリや外付けドライブなどにしてください

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