Windows11がインストールできない環境(TPM2.0非対応)でWindows11をインストールする方法?

PC関連

Microsoftが、(TPM2.0に非対応だったりTPM2.0を有効にしていない理由で)Windows11をインストールできなかった環境に対してWindows11をインストールできる様にする方法を公表したようです(よく読むと制限が色々ありそうなので万人の救いになる方法では無いかもしれません)

正式なインストールには使うべき方法で無いかもしれませんが、テスト環境のインストールやVirtualBoxへのインストールなどに良いかもしれないですね(VirtualBoxは2021/10/8現在ではTPM2.0非対応らしいのでWindows11がインストールできなかったらしいです。よく読むと今回の方法でも「TPM1.2は必要」って書いてあるのでVirtualBoxへのWindows11インストールは現状ではやっぱり難しいかもしれませんね。試してみなければ・・・)

私も試しにVirtualBoxにWindows11をインストールしてみようかな?と思ってます

今回、この方法が公開された「理由」も「それもあるのかも?」と思うのですが、「TPM2.0」に対応したPCは実はかなり多い割に「設定がデフォルトでOFFになっている環境が」あまりに多く、「設定をONにする方法」もマザーボード毎に違うので一般的には「難しすぎて」、「面倒くさすぎて」、「誰もやらない」すなわち「誰もWindows11にアップデートしないだろう?」と私は思っていたのですが、さっそくその状況になっているのかもしれないですね・・・「特殊なインストール方法」とかでなく「普通にTPM2.0は不要(あるいは関連機能はオプション)」とかにすべきだと思うし、しないならWindows11はVistaやWindows8に匹敵する「失敗OS」になるんじゃないか?と個人的にはまだ思っています(・・・と、思っていたのですが今回の方法でも「TPM1.2は必要」とかになると、むしろ「TPM2.0に非対応な古いPC向けの方法?」だったのかもしれないですね。確認が必要・・・)

尚、自分のメイン環境にインストールする予定は今の所ありません(VirtualBoxとかに入れて見て良かったら気が変わるかもですが)

Microsoft、TPM 2.0チェックを回避してWindows 11をインストールする方法を公開
米Microsoftは、Windows 11の必須要件である「TPM 2.0」がないシステムにも同OSをインストールできる方法を開示した。

PC Watchの記事中の説明を読むと、「TPM1.2は必要になる」と書いてあるので、UEFIやBIOSでTPMがOFFになってる環境だと、もしかしたら「やっぱりダメ」なのかもしれないですね・・・実際に試してみなければわからなさそう

あと、「インストーラを作るのにレジストリをいじらないといけない」らしくてそこも敷居が高いので、ツールとか作ってもいいかな?とかちょこっと思ったのですが、この話は「その位の敷居を突破できない人は試すべきでは無い内容」かもしれないので、とりあえずやめときました・・・

ただし、TPM 2.0およびシステムの搭載CPUのチェックこそ回避できるが、この方法を用いる場合でもTPM 1.2は必須となる。また、Windows 11がTPM 2.0必須である点は変わっておらず、Microsoftはこの方法によるWindows 11のインストールを推奨していないほか、非対応システムにWindows 11をインストールした場合は、今後のWindows Updateを利用できなくなる可能性がある。特別な検証などの目的以外では、この方法を利用すべきではないだろう。

 実際のインストール方法だが、レジストリエディターで「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥Setup¥MoSetup」→「AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU」→「REG_DWORD」を「1」に変更した上で、Windows 11のダウンロードページから「Windows 11 のインストール メディアを作成する」を選択し、アップグレードやクリーンインストールを行なう。

PC Watch

もしかしたら、「古いPCでTPM2.0に対応してないけどWindows11をインストールしたい環境向け」とかなんですかねー?今回の方法・・・(繰り返しますが試してみないとわからないですね・・・)

上記のPC Watchの記事とは少し違う方法で、「インストーラは普通に作成」した上で「インストールの最初でWindows11にインストールできない」とエラー表示されるので、そのタイミングでインストーラのコマンドプロンプトを開いて別のレジストリを編集して同じ様に回避する方法があるみたいです

具体的な手順としてはこちらの動画が非常に参考になると思いますが、この動画の説明は「既存のWindows10が入ったディスクを削除してからインストールする説明」になっているので、新規インストールの方はいいのですが、既存のWindow10環境をアップグレードしたい方は動画を見る時に注意してください(いずれにしても一番最初の「レジストリを設定する部分」だけ参考にすれば良いかと思います)

上記の動画の方法の元ネタになった記事(英語)

How to get Windows 11 on an old device that's not supported
You'll need to download Windows 11 before Windows 10 support ends in 2025, but what if your device doesn't support it? Here's a workaround

追記:自分で実際にVirtualBoxにWindows11をインストールしてみました

こちらのブログ記事をご覧ください

VirtualBoxにWindows11をインストールする方法(又はTPM2.0非対応やSecureBoot非対応なPCにWindows11をインストールする方法)
前回のブログトピックの続きというか、今回は実際に自分で試してみました。TPMについてはTPM2.0とか1.2関係なく「TPM非対応な環境」でも大丈夫みたいです。あと、VirtualBoxの場合「TPM2.0」だけでなくて「セキュアブート」にも非対応でした。 尚、今回の設定方法は「VirtualBox用」に書いていますが、「VirtualBoxの設定部分」だけ読み飛ばせば普通のPCのインストール方法と全く同じになります

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